阪神・淡路大震災の発生から長い年月が過ぎました。
年月の経過とともに人々の記憶は薄れ、また現在では多くの神戸市民の方々が震災を経験していません。
私たちは、あの痛ましい震災で失ったものの怖さを知っているからこそ、当時の記憶を伝えていくとともに、今後新たに発生しうる災害に向けて
「備えておく」必要があります。
どすこい防サイくん
例えば、東日本大震災の津波から、地元の小中学生が無事に避難できた逸話が「釜石の奇跡」として語られていますが、これは日頃からの防災教育と防災訓練が、いざという時の生命を守る行動につながった良い事例です。
近年、毎年のように全国各地で多くの自然災害が発生し、いつ、どこで、どのような災害に巻き込まれるのかは、全く予想すらできません。
そこで、まずは
「自分の生命は自分で守る」ために、
日頃から備えておくことが大切です。
しゅびびん防サイくん
また、阪神・淡路大震災で私たちは、
「お互いの助け合い」である「絆」の
大切さを学びました。
震災当時、家族や隣近所の方々が助け合い、多くの生命を救うとともに、
地域での一人ひとりの支え合いが、復興に向けての後押しとなりました。
超高齢化社会を迎え、災害時要援護者と呼ばれる、一人では避難が難しい方々も
増えてきています。
今こそ、この絆をより深めていかなければなりません。
ふれっしゅ防サイちゃん
このポータルサイトでは、いざという時の安全行動につなげていただくため、
日頃からの「備え」に関する情報や活動を紹介していきます。
例えば、ご家族で避難先について確認する、ローリングストックなどを活用して食料備蓄をする、地域の活動に参加するなど、身近にできることからでかまいません。
ぜひ、このポータルサイトをご覧いただき、「備え」への取り組みにお役立てください。
どすこい防サイくん