防災×クイズ・ゲーム
とっさのひとこと 地震・津波編
「連絡方法を決めておく」
質問
お母さん、みなとくん、みさきちゃんは、小学校へ避難している途中です。
みなとくんは、仕事に行っているお父さんのことが心配です。
お母さんがお父さんに電話をしましたが、まったくつながりません。
お父さんと連絡がとれず、お母さんは言いました。
お母さんは何と言ったのでしょうか。イラストを見て考えてみてください。
回答例
「どうしよう」
「困ったわ」
「お父さんどこにいるのかしら」
災害時には、電話やメールがつながりにくくなります。
災害が起こった時、どのようにして連絡を取り合うか、家族で決めておきましょう。
連絡方法はひとつだけでなく、いくつかの方法を考えておきましょう。
「災害用伝言サービス」を利用する
災害用伝言サービスは次の3種類あります。
- 災害用伝言ダイヤル(171をダイヤル)
- 災害用伝言板(携帯電話のメニューから)
- 災害用伝言板(パソコンでWEB171と検索)
使い方や特徴がそれぞれ異なるので、体験利用日(毎月1日と15日など)に練習しておきましょう。
災害時は、固定電話や携帯電話より公衆電話の方が、また電話よりもメールやインターネットの方がつながりやすいことがあります。
離れた所に住む親せきや知り合いに電話する。
- 地震が起きると、ブロック塀が崩れたり、自動販売機が倒れたり、道路が陥没したりします。
- 避難する道に、このような危険な場所がないか確認しておきましょう。
- 避難する時は、危ない場所に気をつけて歩きましょう。
家にメモを残す。
- 日時や行き先、だれと避難しているのかを残します。
- 伝言の内容やメモを貼っておく場所など、家族で話し合って、決めておきましょう。
東日本大震災の教訓
携帯電話について「停電で充電できなくなり、使えなくなった」という声が多かった一方で「通話はできなくなったが、メールや連絡用のアプリなどで連絡がとれた」「用事がない時は電源を切っていたら、3週間ぐらいは電池がもった」という知恵もありました。
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「災害用伝言サービス」について確認しましょう。